介護実習での服装と持ち物は?体験談とともに解説します

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介護職員初任者研修の受講中には、介護実習に参加する機会があります。

介護実習での服装や持ち物は、どんなものが適切なのでしょうか。

今回は、介護実習での服装や持ち物について、実際に実習に参加した体験談を交えて解説していきます。

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介護実習での服装や持ち物

介護実習は、実習先が指定するスケジュールやルールに従って参加しますが、服装や持ち物についてはある程度共通しています。

服装

基本的に動きやすい服装で、派手ではないものを着用します。

実習は、実際の介護現場に参加させていただくということであり、教えていただく・学ぶ立場であることを踏まえて、現場に適した服装で参加しましょう。

例えば、ジャージ上下、トレーナーやスウェットなどで、派手な柄や色ではない服を選びます。

入浴介助がある実習の場合は、Tシャツや短パンなども必要になります。

持ち物

実習では、実際に現場でご利用者様とコミュニケーションをとったり、介助の様子を見せていただいたりするほか、実習中の気づきや教えられたことをメモしたり、目標や感想を書いて提出したります。

どの形態の施設でも使用する持ち物は以下のようになります。

・筆記用具(ペン・メモ帳)

・上履き

・胸当てのあるエプロン

・ハンカチ

また、訪問介護実習では、上記のほか、

・三角巾

・替えの靴下

・スリッパ

などが必要になります。

入浴介助がある場合には、タオルなど汗が拭けるものもあると良いでしょう。

介護実習に参加した体験談

管理人は、特別養護老人ホームのショートステイ、デイサービス、訪問介護の3か所に、黒のジャージ上下と、それぞれに必要な持ち物を持参し実習に行きました。

基本的に実習生は身体介護は行いません(実務経験もなく、何か事故があってはいけない)ので、主にご利用者様とのコミュニケーションや、少し食事介助を手伝わせてもらったり、送迎や訪問先に同行させてもらうといった内容でした。

ご使用者様のお名前を覚えて話しかけたり、一緒に工作レクに参加したりと、コミュニケーションをとる時間が多かったように思います。

食事の介助では、食べやすい角度や量などを座学で学んだはずですが、実際は理想通りにいかず、上手く口に運べずにこぼしてしまったり、少なすぎる量で時間がかかってしまったりと、座学と実際の経験は全く違うものだと感じました。

スタッフの方の横で、教えていただきながらご利用者様の口に初めて食事を運んだときは、緊張したのを覚えています。

また、訪問介護では、ご利用者様宅に同行し、ヘルパーさんの業務を間近で見せていただきました。

ヘルパー一人でオムツ交換や移乗などの介助を行いますし、ご利用者様に安心して利用していただくためには、ある程度経験や技術が必要なのかなと感じました。

ただ、ご利用者様一人ひとり、またそのお宅にあった形でサービスを提供しているので、訪問介護はご利用者様やご家族に寄り添った仕事だと思います。

まとめ

介護実習は、現場に参加させていただいている、教えていただく立場であるということをよく理解して、その現場に適した服装や持ち物をしっかり確認することが大切です。

実習先のスタッフの方やご利用者様とコミュニケーションをとりながら、気づいたことをメモしておくと、実習の感想文の提出や、その後の就職活動などにも活かすことができますよ。

適切な服装と持ち物で、意義のある実習にできると良いですね。