新聞奨学生は、大変・辛いといったイメージがありますよね。
特に女子の場合、
・体力的に新聞奨学生ってできるのかな?
・危険はないのかな?
・同じ配達店に女性はいるの?
といった、男子とは違った不安があると思います。
そんな不安を持っている方に、実際に新聞奨学生をして大学を卒業した私が、
新聞奨学生は女子でもできる!
ということについて解説していきます。
新聞奨学生は女子でもできる?
結論から言うと、新聞奨学生は女子でもできます!
どうしてできると言えるのか、解説していきますね。
新聞奨学生をしても叶えたい目標があるから、そもそも強い
新聞奨学生をする人は、金銭的理由や自立など、人によって様々な理由はあれど、それを乗り越えた先に叶えたい目標があるということですよね。
そういう人は、性別云々は関係なく、そもそも芯の強い人です。
目標に向かう通過点と捉えれば、女子だからできないなんていうことはありません。
配達先(お客さん)の中には、純粋に応援してくれる人もいる
配達先(お客さん)の中には、頑張っている若い女子を純粋に応援してくれる人もいます。
特に、年配の方や40代、50代の方などは、優しく見守ってくれる人も多いですよ。
時には差し入れをくれたり、少し配達が遅れてしまっても許してくれたりと、毎日の配達の中で優しさを感じる瞬間があると思います。
新聞販売店には、配達員の他にも女性がいるので安心
新聞販売店には、配達員にもしも女性がいなくても、事務員さんや、食事を作ってくれる人、チラシを準備するパートさんなどは、女性のことが多いです。
新聞奨学生の配属先を決めるにあたっては、女子の場合は同じ販売店に女性の配達員がいるか、所長の奥さんなど面倒を見てくれる女性がいるか、など考慮されているようです。
販売店に女性は自分だけ・・・なんていうことはまずないと思いますので、安心ですね。
※日本経済新聞育英奨学会は、女子学生がいる場合は原則として2名以上の配属になるようです。
小柄でも、身長に合う自転車を用意してくれる
新聞配達用の自転車は、非常に頑丈で重く、大きめです。
バイクで配達するなら別ですが、小柄な人の場合、自転車が大きすぎて乗れないということもあります。
しかし、実際に私の後輩の女の子は身長が148㎝でしたが、その子に合う自転車を販売店が用意してくれていましたので、小柄でも配達するには問題ありません。
コツをつかめば誰でもできる
小柄だったり、腕力がなかったりと、女子ならではの弱い部分があると思いますが、重い新聞を運ぶ・揃える・自転車(バイク)に積む・走行する・一軒一軒ポストへ入れる、というそれぞれにコツがあります。
初めは新聞が重すぎて、自転車やバイクもふらふらしてしまいますが、慣れればスイスイ配達できますよ。
女子が新聞奨学生をする際に注意すること
ここでは、実際に新聞奨学生をする際に、女子が気を付けておきたい点について触れていきます。
防犯を意識する
朝刊の配達時は、朝早い時間帯で薄暗く人通りも少ない、いつも同じくらいの時間帯に通る、など、人によっては少し不安を感じる状況かもしれません。
そのため、常に防犯を意識しておいたほうが良いでしょう。
具体的には、
・防犯ブザーと携帯電話を持っていく
・狙われないためにも、服装に気を付ける
(雨や汗などでTシャツが透けてしまわないように注意する、露出の多い格好で仕事をしない、など)
などは意識しておきたいですね。
寮生活の場合が多いので、お風呂やトイレ・洗濯機などは共同
新聞奨学生のメリットの一つとして、住居費が無料という点がありますが、その多くは寮生活であり、個室以外のお風呂やトイレ、洗濯機などは共同になります。
※新聞奨学会によっては、寮ではなく個別のアパートで家賃補助をしてくれるところもあるようです。
男性が多いとどうしてもお風呂やトイレの汚れは気になるし、同じ洗濯機で洗うのが嫌という人もいると思います。
それでも、家賃水道光熱費無料なので、どこかは妥協しなくてはいけません。
トイレは仕方ないですが、お風呂は近くの銭湯、洗濯はコインランドリーといった対策もできますので、快適に過ごせるよう対応していきましょう。
まとめ
今回の「新聞奨学生は女子でもできるのか」についてのまとめです。
・新聞奨学生は、性別に関係なくできる仕事
・販売店にはほかに女性がいる
・小柄で力がなくても、コツを掴めば問題なく対応できる
・女子ならではの危険も0ではないので、防犯を意識する必要はある
以上です。
将来の目標に向かっていく中の通過点として、前向きに捉えていけるといいですね。